英語音読を今年取り入れて見て、感じたことがあります。
それは、教師もやってみること。
単語の学習は、児童は、教科書のQRコードなどをタブレットで読み取って、
音読すれば、十分練習になります。
しかし、多くの単元では、単元のまとめとして、『スピーチ』や『紹介』等の、何らかの活動があります。
私のクラスでは、単元の初めに、最終のゴールを示します。
そのときに、身に付けて欲しい表現など紹介しつつモデルを私が示します。
例えば、6年生の『Unit.1 自分についてスピーチしよう』では、上記のようなものを児童の前で暗唱しました。(少しはちらっと見ました・・・。)
これらの効果は、2つあります。それは、
①児童が学習の見通しを持てること
②教師も英語の学習者であることを示せること
この2つだと思います。両方ともとても大切ですが、私は特に②も大事と考えています。理由は、現実問題として、現在日本では、英語専科ではなく、担任が英語を教えている学校のほうが多いと聞いています。
そのように考えれば、教師は英語の専門家ではなく、児童と同じく英語の学習者であるべきだと思います。語学の使いこなしには、日本語においても完成がないように、生涯英語学習者という意識を持ち、それを児童に示すことも大切なのかなぁと思います。
特に、Teacher's Talk や Small Talk では、教師が英語を積極的に話し、それらを子どもたちに推測させることはとても有効性が高いと以前研修で聞きました。
だからこそ、担任であれ、日々の業務に忙しくも、少しずつでも英語をステップアップさせることが大切なんだと思います。
ちなみに、私のクラスでは、児童が『自分だけの自己紹介スピーチ』を作ってからは、それらの英語(クラス全員分)を教師が音読し、動画で撮影して、クラスルームに貼り付けて児童が自由に見れるようにしています。児童の人数分録画する必要がありますが、1人30秒以内ですので、それほど時間もかからず、効果的だと思います。
ぜひ、学級担任で英語を教えている先生、試してみてはいかがでしょうか?